はじめに
節約したいけど、なかなか上手くいかない…
節約できてるけど何だか苦しい…
…なんて事はありませんか?
もしかしたら、そもそも節約の考え方が間違っているかもしれません。
そう言う私も随分節約には苦労しました。
でも考え方を変えるだけでストレスなく節約し、今は節約したお金で年に1回の旅行も楽しんでいます!
この記事では楽しい節約の考え方を3回に分けてわかりやすく解説していきます。
第一回目は
- 節約はケチな行為ではない
- 我慢の節約より忍耐の節約をしよう
- 見栄を張らない
この3つのポイントについて解説していこうと思います。
思考が変われば行動が変わります。
行動が変われば結果も変わります。
少し視点を変えるだけで、未来の選択肢が増えるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
節約=ケチではない
日本は世界的にみてもお金に対する知識が遅れています。
最近やっとお金の事についての授業が取り入れられるようになってきましたが、これまで学校では教えてもらえませんでした。
そのような教育をしている家庭も少なかったのではないでしょうか。
そのせいか、日本人はお金について少しネガティブなイメージを持つ方も多い気がします。
いくら節約してお金を貯めたいと思っていても、実は心の奥で
ケチだと思われたくない
お金に貪欲って思われたらどうしよう
といった心理が働いていませんか?
そういった考えがあると、少なからず節約の邪魔になってしまいます。
これを機にきちんと理解して、自分の考え方を見直してみましょう。
では、そもそもケチや貪欲とはどういう意味なのでしょうか?
参考:goo国語辞書
これだけ見ても、節約とは意味が全然違いますよね。
つまり、節約する事そのものが卑しい行為ではないと言う事です。
では節約の意味も見ておきましょう。
参考:goo国語辞書
つまり節約は、ケチや貪欲のような、やたらとお金を惜しむ行為や無限にお金を欲する行為ではなく、お金をしっかり管理する行為の一つです。
決して「節約=ケチ、貪欲」になる訳ではありませんので、安心して節約しましょう。
より詳しい意味の解説が知りたい方は、それぞれの言葉にリンクを貼っていますので、辞書ページを確認してみてくださいね。
ハードな節約ルールはやめよう
節約がケチや貪欲に直接結びつく訳ではないと言う事がわかりました。
しかしここで気を付けないといけないのは、ハードな節約をするうちに心がどんどん貧しくなる事です。
そういった思考から、ケチや貪欲に該当する行為をしていまう可能性は十分にあります。
ハードな節約とは、自分の生活や収入に合わない過度な節約ルールを設けたり何の節約プランもない無謀な節約の事です。
月収30万円で毎月28万円の支出がある生活しているのに、月々10万円貯金したいからとりあえず節約しよう!
こんな節約プランは誰が見ても無理がありますよね。
これは極端な例ですが、いくら節約の目標を決めても自分の生活に合わないハードな節約は、目先の金額しか見えず本来の目的を見失ってしまいます。
- 手当たり次第にお金を惜しむ
- 無料と言われるものに片っ端から飛びつく
更にハードな節約はストレスもたまります。
そういった事を繰り返す事でどんどん心が卑しくなり、正しい判断ができなくなっていきます。
- 安く手に入れられないとイライラする
- 必要ないものまで欲しがる
やがて周りが見えなくなり、ケチや貪欲といった行為になってしまうかもしれません。
もし心が貧しくなるようなハードな節約をしている場合は節約プランを見直してみましょう。
節約プランについては後の項目で解説していきます。
我慢と忍耐は別物
そうは言っても
節約って我慢しないとできない!
我慢するのは当たり前じゃないの?
と思われるかもしれません。
ここで心が貧しくなる節約とそうでない節約の違いをみてみましょう。
結論から言うと、心が貧しくなる節約というのは我慢の節約をしている人です。
一方で、節約が上手な人は無意識でも忍耐の節約をしてる人です。
我慢と忍耐は同じような意味で使われますが、厳密にいうと少し違います。
参考:Wikipedia
我慢は、自分の意に沿わない事をする時などネガティブな意味合いで使われる事が多い言葉です。
自分の意に反する事を嫌々やる場合は「我慢」になり、ストレスがたまってしまうのですね。
一方で忍耐はどうでしょう。
参考:Wikipedia
忍耐は自分の心を磨いてくれるものです。
目標を達成するまで心をポジティブに保ち、苦労を耐え忍ぶ力が「忍耐力」と言えます。
目標達成するのを心待ちにし、わくわくしながら節約できる事になります。
忍耐力は節約の場面だけでなく、育児や社会の中でも役立つ場面がたくさんあります。
感情に左右されず、自分で感情をコントロールする為にも忍耐力は欠かせません。
節約もできて成長もできるなら一石二鳥です。
目的達成を楽しみにしながら節約する事で、心が貧しくすさんでいくのも防げます。
ストレスのたまる事と楽しい事では、どちらが長続きするかは明白ですよね。
節約は我慢ではなく忍耐力を鍛えるものだと思って、ストレスを楽しみに変えていきましょう。
あなたはどちらの節約でしたか?
見栄を張らない

ここで言う見栄を張ると言うのは、奢ってはいけないとか、高価なものを買わないと言う意味ではありません。
実際より良く見せようとする為にお金を必要以上に浪費する事です。
自分を大きく見せようとしたり、実際よりも高い生活水準であるように見せる事に何のメリットもありません。
お金があるように振る舞う行為は、それなりのリスクも伴います。
あなたではなく、お金に人が寄ってくるからです。
人から羨ましがられる事は一時的に気分が良いかもしれませんが、一度張ってしまった見栄はずっと維持し続ける必要があります。
そしてそれはどんどんエスカレートしていくでしょう。
それにより赤字が出てしまったり、借金したりすると節約とはかけ離れた事になってしまいます。
何より無理をすると自分が苦しくなっていきますよね。何も楽しくありません。
自分を良く見せたいのであれば
- よれよれのシャツを着ない
- 靴はかかとを踏まない
- 髭はそる
など身だしなみをピシッとする。
これだけでとても品が良く見えますし、全てお金をかけずにできる事です。
不相応なものをたくさん身につけたり、必要以上に奢ったりしなくても、分相応で十分素敵だと言う事です。
節約が上手な人は、自分を高く見せる事や羨ましがられる事の無意味さを良く知っています。
そして何より他人の価値観に振り回される事はありません。
羨ましいと言うのはあくまで他人の価値観であり、あなたの価値観ではありません。
羨ましがられたり憧れられる事に重きを置かず、本当にあなたが求めている事や価値があると思えるものに重きを置きましょう。
周りからどう見られるかと言う他人軸の視点から、自分にとって本当に必要で価値がある事なのかと言う自分軸の視点に変えよう!
節約をするなら自分の承認欲求を満たすだけの浪費は避けましょう。
そして、本当に必要で価値のある事かどうかを判断できる思考スキルも身につけましょう。
まとめ
お疲れ様でした☆
それでは最後にまとめです。
ポイントまとめ
- 節約はケチではなく、きちんとお金の管理をする行為の一つ
ケチや貪欲との違いを理解して安心して節約しましょう - ハードな節約をすると心が貧しくなる
自分の収支や生活に合わない過度な節約は継続しない上にケチや貪欲になるかも… - 我慢の節約ではなく忍耐の節約を目指そう
我慢は苦しい、忍耐は目的達成の為に耐え忍ぶ事
忍耐の節約をして目的達成までをわくわくした気持ちで迎えよう - 見栄をはらない
実際より自分を大きく見せる事に価値はない
自慢や承認欲求を満たす為ではなく本当に必要かどうか判断できる思考スキルをもとう
最後まで読んで頂きありがとうございます。
少しでもお役にたてたら嬉しいです!
皆さんの節約が楽しいものになりますように。
次回は、節約プランの考え方について解説していきます。2回目の記事はこちらから▼
